世界中の人々に愛され、世界中の音楽リスナーや音楽家たちに絶大なる影響を与え続け、また「ジャジー・ヒップホップ」のブームを生み出した伝説的なプロデューサー、Nujabes(ヌジャベス)。
2010年の急逝から12年が経つ今もその存在は色褪せることがく、今もNujabes(ヌジャベス)の音楽が生き続けています。私も本当に大好きなアーティストです。
今回は、その日本が世界に誇る音楽プロデューサーであるNujabesをご紹介。
また、おしゃれでおすすめの楽曲をご紹介致します!
Nujabes(ヌジャベス) プロフィール
- 本名:山田 淳 (ヤマダ ジュン)→瀬場 淳(セバ ジュン)
- アーティスト名:ヌジャベス(Nujabes)
- 生年月日:1974年2月7日 (死没)2010年2月26日
- 出身地:東京都 西麻布
- 職業:音楽プロデューサー、チルアルトトラックメーカー
- ジャンル:ヒップホップ
- 活動期間:1995年〜2010年
「Nujabes」(ヌジャベス)となった理由は、アーティスト名の「セバジュン」のローマ字である、「sebajun」を逆にしたものなのです。さすが、アーティスト!ネーミングにもセンスが溢れていますね。
Nujabes(ヌジャベス) 略歴
1995年〜2010年にかけて東京・渋谷を拠点に幅広い音楽活動を展開し、まだデザインを学ぶ学生であった彼は、卒業と前後して、当時世界一のレコードショップ密集地であった渋谷・宇田川町に、自らオーナーを務めるレコード店『GUINNESS RECORDS(ギネス・レコード)』をオープンさせました。
さらに1998年頃には本格的にトラック制作をスタートし、プロデューサー=Nubabesとしての活動を開始しました。
2004年3月、COMME des GARCONS (コム・デ・ギャルソン) のバリ・コレクションの音楽ディレクターに抜擢されます。
また、アニメ『サムライチャンプルー』(フジテレビ) のサウンド制作、SonarSound Tokyo出演等を経て、2005年11月にセカンド・アルバム『Modal Soul』を発表。
2007年11月には『FIRST COLLECTION』以来4年半ぶりのレコード・コレクション・アルバム『2nd Collection』をリリースし、翌年には、影響を受けた楽曲を集めたコンピレーション・アルパム『Modal Soul Classics By Nujabes』を発表。
2010年2月に交通事故で、惜しくもこの世を去ってしまったNujabes。逝去した後も、そのジャンルを超境した唯一無二のサウンドは、ワールド・ワイドにフォロワーを生み、2018年にはSpotifyによる“海外で最も再生された日本のアーティスト (アメリカ国内)”で1位に。
2022年には“東京2020パラリンピック開会式”でリメイクされた楽曲が起用され話題を呼び、世界中のNujabesファンが歓喜しました!
今でも世界中で評価され続けています。
Nujabes(ヌジャベス)おすすめ楽曲
おすすめ① Feather
この曲を好きなファンは多いと思います。英語の歌詞なのですが、「羽のように空を漂流する 僕の言葉は痛みと絶望から僕を解放させる」というサビがとてもいいです。
シンガーソングライターの、アーロ・パークスは、「『Feather』を聴いたら、どこかに飛んでいったような気分になった。彼の音楽には、何だかとても異世界的な魅力があるよね。私はいつも心を落ち着かせたいときに聴いているんだけど、すぐに落ち着くことができる。彼の音楽が本当に好きなんだ」と言っています。
おすすめ② reflection eternal
Nujabesの曲の中でも一番人気の高い曲だと思います。
文句なしに必聴です。流れるようなサウンドと打ち込み、そしてピアノのサウンドの調和がとてもカッコよくて、ずーっと聴いていられる楽曲になっています。
Nujabes自身の思い入れも深かったとの記事もありました。
おすすめ③ Luv (sic)
言わずと知れた「Luv (sic.)」シリーズの最初の曲となります。
Shing02(シンゴツー)さんという日本人ラッパーとのコラボ曲で、あのテニスの錦織圭選手もこのシリーズが好き、ということで話題になっていました。
私もとても大好きな楽曲で、ラップに合わせたきれいめな音楽がとても透明感を持っていてなんとも言えない!
この「Luv (sic.)」シリーズはPt.6まであり、どれもが名曲ですので、ぜひ通して聴いてほしいと思います。
まとめ
彼の死後もNujabesの音楽は生き続け、世代や国籍を超えた幅広い層の音楽ファンに今も愛され続けています。
今この世にいないアーティストですが、だからこそ貴重な音源を大切に、そして魅力を伝えれたらいいなと思ってご紹介しました!
Nujabes(ヌジャべス)の心地よいチルサウンドをぜひ!